世界の医薬・医療技術向上と
人々の健康と福祉向上にむけて

はじめに

近年、新しい方法論に基づいた創薬研究から魅力的な新薬が開発されている。抗体医薬などはその一例である。一方、小動物を使った前臨床試験で得られたproof of concept(POC=薬効評価)と患者さんを対象にした第二相臨床試験(P2)でのPOCとの食い違いから、開発候補品が第一相臨床試験(P1)から実際に新薬として承認される確率は極めて低い(約10%、FDA)。

また最近、再生医療製品が「治療薬」として期待されており、厚労省は新たに「再生医療等製品の製造管理および品質管理の基準に関する省令」を施行し、細胞製剤の品質管理のガイドラインを作成した。しかしながら、再生医療を臨床の現場へ導入するためには安全性以外に、高価な費用を誰が負担するのかなど解決すべき問題が多い。

このような現状を鑑み、第10回In vivo 実験医学シンポジウムでは「わが国の創薬研究の現状と今後の展望」と題して、日本の新薬開発を進めるための創薬研究の目標や方向性などについて総合的に討論することにした。具体的にはビックデータなど医療統計を創薬研究にいかに活用するか、創薬研究の基本的な考え方、新薬開発に役立つ新たな実験動物モデル(よりヒトを再現しうる病態モデル動物)の作成、企業における創薬研究の現状、日米の創薬研究の相違、再生医療を臨床現場で実施する際の問題点、新薬開発を支援する機構についてなどの話題を取り上げ、この方面の第一線で活躍されている先生方にご講演をお願いした。

2016年9月

オーガナイザーを代表して
公益財団法人実験動物中央研究所 所長   秦 順一

テーマ:「わが国の創薬研究の現状と今後の展望」
主 催 公益財団法人実験動物中央研究所
日 時 2016年11月11日(金)
13:00~17:00 シンポジウム
17:30~19:00 懇親会
場 所 学士会館
東京都千代田区神田錦町3-28 TEL.03-3292-5936 地図はコチラ
テーマ 「わが国の創薬研究の現状と今後の展望」

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アクセス 地下鉄都営三田線・新宿線、 東京メトロ半蔵門線「神保町」駅下車 A9出口徒歩1分
東京メトロ東西線「竹橋」駅下車 3a出口から徒歩5分
「東京」駅丸の内北口からタクシーで10分
参加費 無料(懇親会は参加費1,000円)
お申し込み方法

申し込み締切:10月27日(木)

参加ご希望の方は、下記お申し込みフォームから項目に入力して送信お願いいたします。

プログラム

開会挨拶   (公財)実験動物中央研究所 理事長 野村龍太  13:00~13:05

第1部  13:05~

1)「医療統計と創薬研究~古典的概念からの脱却」
かながわクリニカルリサーチ戦略センター長、北里大学教授(薬学部) 竹内正弘

2)「新薬開発 ―課題と洞察―」
(公財) 実験動物中央研究所 顧問 新開一朗

3)「次世代NOGマウスの創薬への応用」
(公財) 実験動物中央研究所 実験動物研究部 免疫研究室・遺伝子改変研究室 室長 高橋武司

― 休憩 ―

第2部  14:45~

1)「再生医療の現状と課題」
(国研) 国立成育医療研究センター再生医療センター長 梅澤明弘

2)「製薬企業の創薬研究(現状と将来の方向性)」
中外製薬㈱ 研究本部 創薬企画推進部長 森川一実

3)「ベンチャーキャピタルから視た創薬研究開発」
レミジェスベンチャーズ マネージング・ディレクター 稲葉太郎

4)「日本発の医薬品創出に向けて:アカデミアおよびPMDAのチャレンジ」
(独) 医薬品医療機器総合機構 審査センター長 矢守隆夫

主催者挨拶  (公財)実験動物中央研究所 所長 秦 順一 16:55 ~ 17:00

懇親会  17:30 ~ 19:00

【事務局へのお問い合わせ】

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