世界の医薬・医療技術向上と
人々の健康と福祉向上にむけて

実験動物中央研究所(実中研)は、1952年、若き医学者の野村達次が中心となり創設されました。医療・医学の発展のためには、そのインフラともいうべき信頼に足る実験動物が、一定量必要です。しかし当時の日本には質量共にそうした実験動物が皆無に近い状況で、誰かがこの問題に正面から取り組み、解決しなければなりませんでした。野村達次はいったん医学者という立場を捨て、一人の動物生産業者に成りきってまで、この問題の解決を目指しました。その道のりは決して平坦ではありませんでしたが、常に挑戦する心を持って新しい領域を開拓してきたのです。

今日、実中研は

  1. 高品質で均質かつ再現性のあるヒト化実験動物の開発、および
  2. 生きたモノサシとして、実験動物を用いたヒトの病気の研究と解明を通じて、医療の発展と人々の健康・福祉の向上に貢献することを、目指しています。

そして2011年の夏、川崎市臨海部(川崎市殿町3丁目)に新たな研究所を開設し、実中研は段階的に移転しました。我が国のハブ空港として期待が高まる羽田空港に隣接し、内外からのアクセスが非常に良い好立地にある新研究所では、先進領域の医学研究者をはじめ、製薬企業・医療関連企業・食品関連企業・ベンチャービジネスなど、様々な分野の方々と共に新たな産業基盤技術の創造を目指し、我が国の競争力の向上に貢献していきたいと考えています。例えば、ノウハウがあっても資金調達問題を抱えるベンチャービジネスに対してインフラ面で協力を提供するなど、インキュベーション支援も積極的に行ってまいります。また、グローバルな視点で海外の国際的な企業や研究機関とも、より一層交流を深めてまいります。

具体的には、以下の役割が担えるよう、実中研はこれからも努力を続けていく意向です。

  • 日本の最先端医療研究のパートナー
  • 日本の産業発展をリードする基盤技術センター
  • 日本発独自技術の海外への発信拠点
  • グローバルな医薬・医療水準の向上に貢献する研究所
  • 世界基準を作り出す研究所

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