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第15回 In vivo 実験医学シンポジウムのご案内

実験医学シンポジウムのご案内

ご挨拶

がんは遺伝子に変異が生じることにより発生する疾患であり、遺伝子変異とがん細胞の性質の関連を解析する研究が長年行われ、その成果に基づいた診断や治療が現在行われています。しかし、がんの様々な性質を規定する因子として、がん細胞そのものの遺伝子変化のみならず、その周囲の環境が極めて重要であることが近年の研究によって明らかにされています。第15回In vivo実験医学シンポジウムでは、「がん微小環境の複雑性への挑戦」というテーマで6人の研究者に講演いただき、がん組織の微小環境を構成する種々の細胞、分泌物、代謝物、エクソソームなどがどのような機構でがんの性質を変化させるのか、そして微小環境の制御が難治がんの新たな治療手段となるのか、会場の皆様と共に議論を行いたいと思います。多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。

第15回In vivo実験医学シンポジウム オーガナイザー
藤田医科大学 がん医療研究センター センター長
佐谷 秀行

佐谷 秀行

第15回 In vivo実験医学シンポジウム

テーマ がん微小環境の複雑性への挑戦
オーガナイザー 佐谷 秀行 (藤田医科大学がん医療研究センター)
ポスター PDFはこちら
日 時 2023年11月16日(木)
  • 13:00~17:15 シンポジウム
  • 17:30~19:00 意見交換会
場 所 学士会館(シンポジウム210号室、 意見交換会320号室)
東京都千代田区神田錦町3-28
TEL.03-3292-5936
地図はこちら
アクセス
  • 地下鉄都営三田線・新宿線、 東京メトロ半蔵門線「神保町」駅下車 A9出口1分
  • 東京メトロ東西線「竹橋」駅下車 3a出口から徒歩5分
  • 「東京」駅 丸の内北口からタクシーで10分
参加費 無料(意見交換会は1,000円)
定 員 150名(事前申込制、先着順)
主 催 公益財団法人実験動物中央研究所

お申し込み

事前申込を締め切りました

プログラム

オーガナイザー挨拶 佐谷 秀行(藤田医科大学がん医療研究センター)

  1. 消化器がん発生と悪性化進展を促進する炎症性微小環境
    大島 正伸 
    (金沢大学がん進展制御研究所、ナノ生命科学研究所)
  2. がんの免疫微小環境と治療抵抗性の関係
    前田 優香 
    (国立がん研究センター研究所 腫瘍免疫研究分野)
  3. Polysulfideによるがん間質反応と薬剤耐性
    末松 誠 
    (公益財団法人実験動物中央研究所)
  4. エピゲノム異常を指標としたがん微小環境の複雑性の理解
    高橋 暁子 
    (公益財団法人がん研究会 がん研究所 細胞老化研究部)
  5. 治療抵抗性がんに対する新戦略(活性酸素、細胞骨格)
    佐谷 秀行 
    (藤田医科大学がん医療研究センター)
  6. エクソソームを介したがん転移機構:エクソソームによるがん微小環境変化と診断マーカー
    星野 歩子 
    (東京大学 先端科学技術研究センター)

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